202510-126:女性総裁誕生

ずいぶん大人になってきた本命候補が決戦投票前の演説で議員票を取りこぼし負けたそうです。
オールドメディアが本命候補を担いでいましたがセンテンススプリングのステマ記事が足を引っ張りました。党員の支持を反映しない議員票が減ったことでオールドメディアの思惑がハズレ、コメント屋の占いも外れました。

ドイツのミュンヘン、旧市庁舎のある有名な広場では連日いろいろなイベントが開催されています。一度、選挙演説をしている場面を見たことがあります。
夕方、あたりが薄暗いなかで、立候補者が選挙演説をしていました。すると、一瞬演説が止み、広場を取り囲んでいる歴史的な建物(戦後再建したレプリカでしょうが)の東西南北の屋上に人影があらわれ、高らかにトランペットの音が鳴り響きました。
ドイツ語を理解せず、もちろん選挙権もない観光客の視点で見物していましたが、このときは鳥肌が立ちました。

自分を含めて人はこうやって、扇動され、指導者を選んでいくのだろうと、目に見えない恐ろしさを感じました。自分は群集のひとかけらになって、逆らえないうねりに巻き込まれていくような恐怖感と否定しがたい感動を覚えました。
後日、若い頃のヒトラーは、午後8時を過ぎないと演説をしなかったと金髪碧眼の同僚が教えてくれました。
我が国の総裁選挙は昼間の明るいライトとテレビ中継の下で行われましたけれど。

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