金言1193:経年優化🎵

マイカーマイホームDINKSなどというバブル前夜時代には新車を3年ごとに乗り換えていました ITバブルの頃はもっと短いサイクルで高額なPCを買い替えていました
経年劣化というよりは商人が仕掛ける新型新機能の販促キャンペーンに煽られて車よりも短いサイクルで買い替えていました とりわけPCはOSのバージョンアップというカネのかかる仕組みがありバージョンアップすると既存ソフトウェアもバージョンアップまたは買い替えとなりました 1年ごとに新機能新デザインが登場しこれに乗り遅れると情報格差の津波をかぶりデジタル難民に追い込まれる不安がありました

ハローワークで高齢者の札がかかったコーナーに案内される歳になると使っているモノやユーザ本体の経年劣化を自覚するようになります
モノもヒトも経年劣化は避けられません

本日ある商業コピーに驚きました 商品説明のなかに「経年優化」というキーワードがありました 長く使うあいだにモノがユーザに馴染み本来の良さが磨けあげられていくというものです もちろん耐用年数に限りはあり買った当日から盛者必衰の大きな流れに逆らえるわけではありません それでも衰退一直線ではなくその前に使うことで輝く期間を楽しめるという「経年優化」の煽りです
経年劣化の暮らしのなかで 優化するモノを楽しめるという救いを見つけた次第です
件のモノは買いませんでしたがコピーは解でした

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