オフショアとかいって日本のSIerが、日本語が通じる海外のソフトウェア会社に力仕事のシステム構築を委託していた頃の話です。Y2Kの頃が最盛期だったかもしれません。今は地政学リスクが低コストの魅力を帳消しにしています。
大連は大日本帝国が統治した時代の建物が現存し、日露戦争でロシアの外圧から解放してくれた日本に多少の親近感も残っています。現地では理系大卒の高度情報技術者が毎年大量に労働市場に供給されています。日本企業と協業する現地企業の経営陣は在日と変わらない流暢な日本語を話します。
そういう時代に大連のIT企業3社と業務提携をしたことがあります。
大連に出張の際は、お約束の大夜会での宴席がありました。
店で出迎えたり余興のダンスを踊っていたりしていたのは、大柄なロシア人の一座でした。日本語が堪能な大連のパートナーの説明では、人件費が安いので使っているとのことでした。漢民族優位は健在でした。
昨今のプートラーの御乱心により、ロシアの踊り子はルーブル暴落の逆風下で当時より厳しい稼ぎになっているのに違いありません。それに漢民族も自分の蒔いたウイルスが変異して戻ってきているようで、極東の少数民族をかまう余裕も少なくなっているはずです。
1ヶ月もウクライナで苦戦が続いているロシアは、攻めやすい北海道に戦線を拡大して新たなプロパガンダなるものを始めるかもしれません。遠い異国の戦争ではなくなってきました。憲法改正するとレッドチャイナを挑発するから9条守ろうと立憲共産党は反対するかもしれませんが、朝鮮が本州にミサイルを打ち込みロシアが北海道に侵攻したらどうなることやら。
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