金言-1052:ケイがつくものをやってはいけないという家訓

丑年も残り1週間となりました。オミクロン株の感染拡大で、我が国も例外なく年明けにはふたたび私権の制限となり、多くの商人は辛い新年を迎えることになるにちがいありません。年末のお約束のご挨拶、「良いお年をお迎えください」というのは、コロナ禍が続いているなかでちょっと違和感があります。
何はともあれ、ワクチン2回接種と外出自粛、マスク着用のおかげで今のところ穏やかな年末年始がやってきそうな感じです。

数年前に年賀状じまいをして便りの途絶えた友人・知人が何人かいますが、そのひとりに麻雀・競馬など賭け事が得意な後輩がいました。
我が家はケイがつくものをやってはいけないという家訓があります。だから競馬競輪競艇などに投票するとか、麻雀・パチンコはいたしません。それなのに、大変リスキーな選択を何回もしていると博打好きな後輩にいわれました。

思い当たる節はあります。
一発逆転はねらいません。ゴルフでいうなら、ドライバーは使いません。ティショットはスプーンを使い、フェアウェイを刻んでグリーンに乗せます。ただし、アイアンの選び方と打ち方にリスキーな意思決定をすることがあります。これが周囲には博打に見えるにちがいありません。デュアルプレーに例えるなら、本一のスマッシュが決まればラリーでミスしても気にしない、だから商いでもボトムラインが赤くなるリスクが増えます。
昔お世話になった同族企業のオーナー語録を言い訳にします。
「幹部が全員賛成なら、その案件は否認する。」

次の年末には、「良いお年を」と挨拶できる良い年になりますように♪

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