202109-526:NYは生活費が高いのでお弁当がいい??

大きなお世話ですが、
米国の弁護士ドラマで高給の弁護士がデスクで弁当を食べているシーンは見たことがありません。だいたい、仲間とかクライアントとランチミーティングしています。
弁当というと、ブルーワーカーが工具箱のような箱のなかにサンドイッチをいれて地下鉄で工事現場に行くシーンを連想します。

自分なりの経験では、外資勤務のときクライアントとのランチは会議費として計上しました。でも毎日クライアントとランチは設定できませんでした。小一時間つきあってくれるクライアントは数にかぎりがあります。事務担は弁当持参や出前をとっていました。これは会議費にはなりません。事務担と会議室で一緒にテイクアウトの弁当を食べることもありますが、これはコミュニケーションをとるためで毎日ではありません。

もう一つの例です。
IT企業ではリリースしたいSEを、仕事をアサインしないで特定の部屋に終日押し込める手口がありました、ターゲットになったSEは仕事がなくても出社して終日自習します。先行きどうなるか予測がつきますし、仲間は近寄ってきませんのでランチは独り、食費を節約するために弁当持参となります。

というわけで、NYでの生活費を少しでも削減するために弁当持参という第三者のおすすめは、2000万円近い年収をかせぐ勤め人には現実的ではありません。

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