金言-1028:ビフォアコロナ時代の三つの驚き

一つ目
3学期制の大学です。
通常の4月入学の新入生と帰国子女向けの9月入学生が混在しています。
講堂での入学後の説明会で、日本語での説明があったとき、新入生が挙手をして「日本語がわからない」と苦情がでました。顔を見たら、ハーフではなく両親ともまちがいなく日本人とお見受けしました。もちろん、職員も学生もバイリンガルですから、説明はすぐ第2言語でもなされました。(内親王が入学されたのは想定外でした)

二つ目
南仏エクサンプロバンスに単身出張したとき。
土日は会議もなく、現地の同僚もかまってくれないので、ランチはホテルをでて市内のレストランになります。田舎町なので、メニューはフランス語、英語はなかなか通じません。仏人は英語を理解できるけれど話さないという説もあります。ということで日本食とかすき焼き、寿司、うどんという看板を探すようになります。りっぱな店構えの日本食レストランに入りました。メニューは日本語が併記されています。オーダーをしようとスタッフに日本語で声をかけました。スタッフは日本人と変わらない顔をしていましたが、日本語が通じませんでした。メニューをよく見ると下のほうに、香の物ではなくキムチと書かれていました。

三つ目
ミュンヘンのホテルで。
連日のセールスミーティングで知らない日本人の存在が気になりました。日本のディストリビュータの個人的な同行者かと思い、こちらからの挨拶は遠慮しました。4日目の朝、ホテルのエレベータで一緒になりましたので声をかけました。台湾人でした。
話をするまでは100%日本人だと思っていました。

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