金言-1014:社名についての話

社名が長い、意味不明、読めない(複数の読み方がある)という商号は、難ありです。一度聞いたら忘れないというのが、社名の基本です。長い名前は会社の事業内容を表現可能ですが、日常の呼称としては不便で不適切です。
ビフォアコロナ時代に、20年近く事業を続け黒字経営で現金をたっぷり蓄えて上場しようとした会社が、第二の創業といって長い社名(15文字)を短く変更して、上場を果たしました。商号が長くて覚えにくいと上場できないということはありません。投資家が覚えにくい銘柄は買われにくいと判断したからです。

弊社はローマ字1字とひらがなを組み合わせて商号登録。法律が改正されローマ字が商号として使えるようになって間もない時期であったため、類似商号の心配がなくあっさりと法人登記が完了。ローマ字4文字または母音2個で表現する会社が多いなかで、母音5個です。社名がオールドファッションとの指摘がありますが、一度聞いたら忘れないインパクトがあるそうです。便利なのは、領収書をもらうときです。ローマ字1字とひらがなでは、レジでどう書くのと聞かれることはありません。もちろん、営業の現場ではお客様が社名をすぐ覚えてくれます。


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