金言-975:ウィズコロナ時代の再現ドラマ

元号が代わるときに我が国の人々が歌舞音曲を慎むことで経済が一時的に停滞するのを先帝は嫌い、退位されました。官民一体のお祭りムードの中で令和元年が始まりました。令和元年は東京2020を控え、公共投資が膨らみ経済成長が期待されました。ところが秋まで台風直撃が上陸し災害が続きました。千葉県は停電、長野盆地は水没。年が明けると、中国発の新型ウイルスがインバウントの商いの副作用のように世界中に蔓延しパンデミックとなりました。

中華圏の旧正月から6月まで、今年のファーストハーフは未曾有のコロナショックで全世界のヒトの命と財産が危険にさらされました。7月から年末までのセカンドハーフの課題は、コロナウイルス感染拡大の第2波を慎重に迎えてどこまで減災できるかであります。ワクチンは間に合いません、病院は赤字経営に陥り、コロナ付きの環境に適合しない今まで通りの商いは成り立ちません。

自分の生命財産は自分で守らなければいけない社会になりました。口を開けて待っていてもだれも助けてくれません。米国人が好むゾンビが世界中を徘徊しています。ネイティブアメリカンと騎兵隊の戦いのドラマは消滅しましたが、その代役がゾンビなのでしょう。ウォーキングデッドというドラマを、ウィズコロナの視点で見直すと共通点がたくさんあることに気がつきます。よそ者は排除する、感染したら隔離する、食料・武器を備蓄して略奪から自衛する、現世のコロナ対策の事例紹介を再現ドラマで見せてくれました。

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