202005-229:負け試合では戦力を温存する

昨日緊急事態宣言解除のお達しがあり、いっとき中国渡来の疫病感染拡大に命の危険を感じた恐怖感がだいぶ和らぎました。緊急事態宣言下で感染防止対策がいろいろだされ、そのいくつかは日常生活になじんできました。外出自粛によりリモートワーク中のランチタイムのトークショーで感染拡大状況と防止対策を専門家から学習しました。

東日本大震災と原発メルトダウンの人災のときは、当時の政府の事実隠蔽を知った有権者が次の国政選挙で不信任の意思表示をしました。今回の政府は、桜モリカケから閣僚の不祥事、それにクサンチッペの愚行、取り巻きの考えた稚拙な布マスク配布など、たくさんの失策で巨額の税金を使っています。官僚の忖度が奏功しているかにみえます。でもリーダー続投が不思議です。

かつて野村監督は撃たれ続ける投手を交代させず大負けの試合を何回もやりました。勝てないとあきらめた試合では、次の試合に備え戦力を温存します。勝ち抜きのゲームではないので、今回負けても次回勝てばいいということでしょう。
与党のキングメーカーの諸先生方は失策が続く党首を降ろしません。次のキャビネットメンバーを無傷で温存し、疫病感染がおさまるまでは現政権を続投させ、2次感染も収まりワクチンも出回るタイミングで内閣メンバーチェンジを考えていると推察します。
東京2020開催国の主要メンバーとして来年夏を迎えるのは無理になったので、延期してまでも開催するというモチベーションはだいぶすり減ったことでしょう。東京2020中止は織り込み済かもしれません。

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