202005-184:働かない蟻が組織を強くする

働きアリの2~3割は働かない。いても何もしない蟻の存在が何億年も生存できた理由。ヒトも効率重視で全員が働くと存亡の危機に陥る。全員が働くと全員が疲れて働けなくなる。組織の危機を救うのは普段何もしていない余力のある働かない蟻だということです。
長谷川英祐(北海道大学農学研究院准教授)

蟻は2~3割のごくつぶしを温存することで何億年も生き延びてきたそうです。
そういえば鵜飼いの世界でも魚を取ってこない鵜が必ず1チームに2匹はいるそうです。
鮎を取ってこない鵜を外して他のチームで実績のあるのに入れ替えても、取ってこない鵜が2匹でてくるといいます。鵜も蟻と同じ生存本能から、2~3割の構成員を有事の際の戦力として温存しているに違いありません。私企業はそうはいきません。2~3割を遊ばせておける余力は普通ありません。パンデミックでは働きビトを休ませて危機が消滅するのを待っているだけですから、何もしない控えビトの出番はありません。ただし何もしないで自助努力だけで生きてきたヒトは、パンデミック後の人類の救世主に変わるかもしれません。2~3ヵ月もすると、わかります。

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