202004-136:公訴時効25年

平成22年に廃止されるまで殺人事件の公訴時効は25年でした。
25年も経てば事件は風化し、あれはなんだったのだろうと思い出すのもやっかいな事象になるのかもしれません。邪推するに、個人の恨みも25年で時効かと思っています。個人史で25年以上前の恨みに関わる事象を振り返ると、思い当たるのは30年前からの5年間ですが、今となっては恨むほどの力はありません。その後の25年は時効廃止です。それでも日に日に風化していき、勘弁してはあげませんが成敗はしないことにして放置です。それで恨みというネガティブな感情が希薄化し、こだわりから解放されればいいと思います。
物心ついた頃からのいくつかの切ない記憶があります。経年劣化のおかげでふと思い出すと涙がでてきます。本件については、威儀を正して故人を偲ぶという気持ちに切り替えてしのいでいます。

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