201910-324:定期的な氾濫は避けられない

洪水

所詮ヒトは大自然の力の前には無力です。河川の氾濫はこれからもあります。
プロのコメント屋さんの後講釈で2つ勉強になる話がありました。
1)安全な場所に集まって暮らす
人が住みにくい住環境に住み続けることをやめて、安全安心な住環境でインフラを整備して快適に暮らすこと。不動産屋さんは人が本来住めないような安価な土地を開発して住宅を販売する商売をやめて、洪水・土砂崩れなどの災害が発生するリスクの高い土地は福島原発の水をためる場所とか、がれきの廃棄場所に転用し、そういう場所に住んでいる世帯を住みやすい場所に引っ越す仲介を生業にしたらいいかと思います。
2)河川のもたらす恩恵を享受する
河川がもたらす水で暮らしている地域は、古来より、洪水でも浸水しない高台で暮らし、町内で避難用ボートを常備して洪水に備えてきました。これが近年忘れられているようです。大昔のエジプトの富はナイル川の定期的な氾濫がもたらす肥沃な土と水の賜物であったといいます。

一方山手線内側のリスクは、
次の首都直下型地震で関連機関が心配しているのは荒川の氾濫だとだれかがいっていました。都内で荒川が氾濫すると海抜以下の地域と地下街、地下鉄が水没します。とりわけ渋谷に水が入ると地下鉄への無数の出口を行政は把握していないので、浸水するそうです。そして排水に6カ月かかるという最悪なシナリオが用意されています。

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