201902-56:従業員の夢のあと

従業員の夢のあと
去る職場を破壊、従業員の夢のあと

ボウリングブームがピークアウトする直前、先読みできた賢明な経営者は事業から撤退しました。
2階建てで100レーン以上あった大きな施設が廃業した後を見たことがあります。
毎日定期的にメンテナンスされ、ぴかぴかのレーンは油が切れ、レーンのあちらこちらに椅子やテーブルなどの廃品が乱暴に投げ捨てられていました。レーンが傷ついていました。一部のレーンは切り取られ、ゴルフ場のトイレのアプローチに埋め込まれていました。厚い床材なので、ゴルフシューズで歩いても壊れません。

廃品利用は別の話として、解雇された従業員がクローズした職場の施設をめちゃくちゃに破壊する光景は、よく見る欧米やレッドチャイナの暴動シーンと似たものがあります。我が国ではめったに見られないですが、あの頃はありました。すさんでいたのは間違いないでしょうが、解雇した従業員の無法な行為を経営者は黙認して次の商いに専念したような気がします。

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