201902-55:ボウリング場から道の駅へ

ボウリング場

ボウリング場が、昨今の「道の駅」のような役割をしていた頃がありました。
郊外の国道を走っていると、要所要所にボウリング場がランドマークのように24時間営業していて、賑わっていました。施設内にはレストランは必ずあり、中にはシャワールームを完備しているところもありました。もちろん、無料で使えました。1ゲーム300円、ハウスシューズを借りて2000円で1時間は楽しめました。待ち時間があるので実際は2時間程度遊べました。深夜でも人気があるのである意味で安心・安全な施設でした。長距離ドライブには便利で快適な施設でした。
ブームがピークアウトする前に、ある大手チェーンが事業から撤退しました。チェーンの親会社が撤退を決めたのでチェーン本体が消滅しました。ただし、事業所の付帯施設としては、一部営業を継続したので契約プロの生活は辛うじて保障されました。国道沿いの単体事業所は消滅したので、道の駅のような便利で安全な施設がなくなってしまいました。今では、道の駅が整備され、温泉大浴場が併設されているところもたくさんあります。
世の中うまくできています、こちらがなくなれば、あちらができ、右に振れれば揺り戻されて左に触れます。

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