201902-49:転職記念日

外資に転職

今日は転職記念日です。
最初にお世話になった会社が業界でリーディングカンパニーであると経営者が豪語している時機に、本社勤務で先行き不透明感を覚えました。当時は右肩上がりの経済環境で、転職先を探す前にまず退職しました。意外にも退職を認められるまでに半年かかり、朝礼で退職辞令をもらった時は嬉しかったことを記憶しています。
結局、辞めたいと職場の先輩に漏らしてから次の職場に移るまで1年かかりました。その1年は充電期間というよりは、待機のようでした。漠然と狙っていたポストが転がりこむのを待っていました。今思えば危ういことをやっていました。何の確約もなく、次の仕事のための準備をしていました。ようやくオファーが来たのが、2月11日でした。新宿のホテルの中華飯店で日本人スタッフと顔合わせをし、LHのCクラスの片道チケットをもらってミュンヘンに独りで行きました。バイエリッシャーホフのラウンジで直属上司となるドイツ人と歓談。その後同僚となる何人かのスタッフとお茶、その後1ヶ月独仏の事業所で研修となりました。1回目の転職でした。

何はともあれ、団塊の世代として、いまだにCEOとして商いを続けることができるのは、あの年の2月11日のおかげです。謙虚に当時の皆さんにほんの少し感謝の意を表したいと思います。

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