金言-901:団塊の世代のジュニアたち

金言 サボリーマン画像

サボリーマン:こんな言葉があることを知りませんでした。
どうやら団塊の世代のジュニア、ロスジェネ中年のひとつの側面を表現しているようです。
団塊の世代の多くはバブルの甘い蜜を楽しみました。直後にまわってきたつけを払い、続いてやってきた連敗の20年を何とかしのいだ良運の人たちは、いまでは国と企業から年金を支給されています。ビジネスジャングルを肩で風を切って歩いていた現役の頃の20~30%の現金収入ですが、収入に見合うレベルにダウングレードした人たちは日々つつがなく暮らしていることでしょう。
2000万人いるといわれるジュニアたちは、就職氷河期に勤め人を始めています。40代で平社員という想像できない待遇で勤続しているジュニアが労働者の70~80%を占めているそうです。団塊の世代にとって40代前後の頃がちょうどバブル全盛期で、年収1000万円がエコノミックアニマルの平均的な指標でした。非役職者は高給のスペシャリストか職人かアーティストか、それとも薄給の落ちこぼれか競争のストレスで精神を病んでしまったか、というところでした。ところが現在はローコストの力仕事の需要はあるが生産性の低い役職者の需要は皆無の経済環境です。それにAIができる仕事はヒトにまわってこなくなってきました。
国は勤め人の保護に税を投入しています。倒産でもしないかぎり、簡単にコストパフォーマンスの悪い従業員の解雇はできません。いつの世にも存在するモチベーションの低い従業員が、首にならないレベルの最低限の仕事をして人並みより少し下のレベルで暮らしています。サボリーマンと呼ぶそうです。出世して無駄に責任を負うよりマシと考えています。こんな世渡りをしているジュニアたちを父親たちは情けないと思うよりは、そういう環境でタスキをつないだ責めを負うべきかもしれません。
団塊の世代の現役時代は収入と仕事が正比例していました。出世して責任を負い、結果をだせば後から必ずカネがついてきました。ここが今と昔ですこし違います。

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