もうすぐ12月

もうすぐ12月。
11月12月は30代の頃は毎日終電がなくなった後も残業していました。連日タクシーチケットをもらって帰宅し、4時間程度横になってから出社するのが恒例のイベントでした。ボーナス支給日前後が山場でした。欲をいえば、朝は10時過ぎに出社したかったです。でも朝8時過ぎにはアクセル全開で昨夜協力会社に依頼した作業が朝一番で届きます。それを午前中に見直して午後からは次の作業着手、それを終電近くまでかけて仕上げるというルーティンでした。

経営者が朝8時には社長室から指示をだしてきますので、従業員としては7時過ぎには臨戦態勢でデスクで待機します。第一優先の指示事項待ちです。そうやって会社は成長していき、従業員も業界水準より少し多い給料をもらっていると信じてなんの疑いも不満もなく社業に専念していました。もちろん時々戦線離脱する従業員が発生します。そういう残念な仲間のことを気にする余裕は全くありませんでした。朝から晩まで連日連夜休日出勤でカルト集団のように与えられたミッションを遂行していく努力を惜しみませんでした。

思えばいい時代でした。言われたことを100%こなしていれば、リストラも降格も減収もありませんでした。心身ともに健全な状態を維持できれば、不透明感のない将来が目の前にありました。

定年までの予想がつき、収入の不安もなく、人並みより少しマシという勤め人のシナリオに不満を持たなければ自分なりの安定した生活が用意されていました。つい欲張って、背伸びをしたり、定型的な生活を嫌うようになると、この年末の睡眠時間4時間程度のハードワークに身が入らなくなります。もっと楽な仕事をしたいということではありません、もっとハードで刺激がある権限があるカネが稼げる仕事がしたくなります。

現在まで、そういう年末を何回が迎えてきました。そして運よく健康を損なうことなく負債を負うことなく前科を記録することなく、今ではつつがなく暮らしています。今のところラッキーということです。

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