201906-169:スマホとネットワークさえあればなんでもできそうです。

walmart

我が国の経済が右肩上がりの頃、バブルピークアウトの10年以上前の話です。
当時、東京の一流ホテルといえばオークラ・オータニ・帝国といわれ大手ホテル11社がUGゲストなどの情報を電話連絡で共有していました。
ドアマンがすべてのVIPの顔・名前・使用車を記憶し、エントランスに到着と同時にアナログでフロントにゲストの到着が伝わりました。あるホテルでは、VIP、IP、Pの格付けがありました。
翌日のVIPリストは前日深夜に宿泊各部門のインチャージが集まりブリーフィングで確認。迅速なチェックインと快適な滞在を提供していました。
当時、非接触型ICカードが開発されていることを知りました。これが実現するとカード保有者は玄関を通過した瞬間にカードの顧客情報が関連部門に通知され、ゲストがフロントカウンタに到着する前にベルボーイにはルームキーが渡されます。
あの時の夢のような未来は、今日ほとんど実現されています。
スマホとネットワークがあれば、もちろん情報システム構築の資金は必須ですが、なんでもできる時代になりました。当時の夢のような環境はすでに完備されているわけです。個人情報漏洩とか高度情報化システムによるリスクはありますが昔に比べたら安心安全快適です。文句はございません。腐った飲食物は口にしないとか、相性の悪いモノは触らないとか、危険な事はしないとか、リスク優先で意思決定していけば、つつがない日々を楽しく暮らしていけるに違いありません。

大手スーパーマーケットチェーンのウォルマート(Walmart)は、専用のスマホアプリを活用したレジレスサービス「Fast Lane」をカナダのトロントにあるスーパーに導入した。
ユーザーはレジで精算する代わりに、商品のバーコードを専用アプリ「My Walmart App」で読み取り、画面上の「Checkout」ボタンをタップする。
すると画面には、決済用バーコードが表示される。それを「Fast Lane」に設置された専用機にかざすと、アプリに登録したクレジットカードで決済できる。最後に画面に表示されたレシートを係員に提示すると退店できる。

ウォルマートのレジレス構想 まずはカナダの店舗から

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