金言−864:火中の栗拾い?

昨今、メガバンクが公表した3万人規模の構造改革により、早晩ロボットやツール
でできる仕事をする行員はいなくなります。債権者の行員が不可避のリストラの脅
威にさらされている現在、債務者(金融業者からカネを借りている私企業)の従業
員のリストラは必至となっています。そもそも余剰人員を抱えられるほどカネに余
裕がないので、メガバンクより前倒しで人件費削減は実行されています。勝ち組の
私企業がこんな風ですから、債務超過、資金繰り悪化、給料遅配などで苦しむ負け
組では、リストラはすでに完了し、次は資産売却、事業縮小、廃業のステージ4を
迎えています。

経済番組では奇跡の復活など成功事例を紹介しています。レアケースを紹介してト
レンドの転換に寄与したいと番組制作スタッフは煽っているのかもしれません。火
中の栗を拾って見事に黒字化の成功物語は、対岸から見ているかぎり微笑ましい話
です。

自分なりの経験では助っ人が火中の栗を拾うことができたのは20年以上も昔の話。
火中の栗は負け組ではすでに灰になっているというのが実情と察します。

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