金言-11:一期一会

1)オーナー:某外資系企業の代表

2)シーン
ロンドンのインターコンチネンタルホテルで食事をした時のことです。
レストランのウエイトレスの英語が少し変だったので、最初は外国人労働者なのかと
思いました。初めてロンドンなまりを聞いたので、よく聞き取れず緊張しました。
それで命令調に強面でオーダーしたようです。

3)一期一会
その場で、代表から注意を受けました。
「怒った顔して注文するな。料理は笑顔で注文しなさい。」

もう一言。「今日この場所でこの人たちとの食事を軽く考えてはいけない。一期一会
だ。もう二度とこういう機会はないと思って、おいしく食べ、楽しいときとするよう
にしなさい。」

4)反省
以後、人にものを頼むときは笑顔でするよう努めました。

そして、海外出張する際は、必ず身辺整理をし、デスクの私物も持ち帰りかたづけた
うえで、周りの人と食事をすることにしました。昼間は秘書や取引先と会食し、夜は
家族や友人と食事を楽しむことで、私なりに一期一会を実行してきました。
☆ でも「フリーズ種嶋さん」には縁のない話です。

◆あとがき
先週は、家族でハワイに旅行をしました。気温が29度で、東京とは20度の温度差
がありました。炊飯器を持っていったので、朝は部屋で自炊をしました。シーズンオ
フだったので、引退した老夫婦の姿を多く目にしました。

オプショナルツアでオアフ島を、リンカーンのリムジンでまわってきました。日本人
旅行客が少なかったので、3人家族で貸し切り状態でした。おかげで低額で優雅なツ
アを楽しむことができました。ワイキキビーチで海水浴もしました。

なぜこの時期に海外旅行かと申しますと、何回かご紹介した「種嶋シンドローム」か
ら避難し、また上場しても社員に幸せをもたらすことができないような経営者が運営
する会社に見切りをつけたからです。

バブルがはじけたときに、二度と外資には行きたくないと思っていました。あれから
10年になります。近頃では、当時の欧米企業もどきの経営姿勢を持つようになった
日本企業が増えてきました。そこで、心機一転、天下大乱新仏出現、ふたたび外資系
企業に現役復帰することにいたしました。

同じ業界での転職ですから、今度は「野に放たれた虎」になるつもりです。

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