金言-8:新しいビジネスは新しい環境で

1)オーナー:KPY8さん

2)事例

「新しい酒は、新しい皮袋に入れる」を2000年も前に引用した指導者がいました。
今流行の言い方をすれば「新しいビジネスモデルは、レガシーシステムのトランスフ
ォームを要求する」ということでしょうか。

今までどおりが通用しなくなった企業では、3ヶ月で結果を出す施策が求められてき
ました。1月から新年度が始まる企業では3月末に結果をださなくてはいけません。

2~3年前は、初級管理職社員を役員にして10年後に結果を出すことを期待した先行投
資や、若手を登用したり女性を管理職にしたりして、時代の要請に応える企業という
PRをする会社がありました。次の段階では、年功序列や終身雇用をやめ成果主義を
採用しました。
流行を追って事業が順調に展開していくことを期待した方針でした。

ところが新しい施策が結果を出してくれません。若手登用のアピールをねらって抜擢
された役員は、「なりたくてなったのではない」とでもいいそうです。3年も続けて
目標未達成でも、淡々と出社してきます。学歴無用をキーワードに役員に登用された
男性は、自分の適量を知り、ひたすら太鼓持ちのスキルアップに毎日励んでいます。

次の対策として、約束したことは必ず実行する強い企業にするために、外部の人材を
投入することにしました。外から新しい血をいれ延命をはかることにしました。とこ
ろが、人体と同じように、他人の血液を入れると、異物混入と同じで拒絶反応が出て
きます。前例がないとか、社風にそぐわないとか、年下の新入りが偉そうにしている
とかの雑音が聞こえてきます。

しかし、会社は輸血を選んだのです。外から新鮮な血をいれなければ、延命も危うい
と判断したのです。この会社は生き延びるために、拒絶反応を克服しなければいけま
せん。

3)新しいビジネスは新しい環境で。

結局はWindows95のマシンに、スペック(CPU、メモリ、ハードディスク
)はそのままにして、OSだけXPを載せたみたいな感じです。車でいえば、カロー
ラにBMWのエンジンを載せるとか、サニーにポルシェのタイヤを装着するようなも
のかもしれません。新しい事業はそれに応えるあたらしい環境を用意しなければ、う
まく回りません。

この会社は「古い皮袋に新しい酒」をいれたので、皮袋が破れはじめています。

4)感想:でも種嶋さんにはわからないだろうな。

目が覚めたら、あなたのそばには二人しか残っていないかもしれません。
社員の机の引き出しは、すでに空になっています。昨日社員にばらまいたお年玉は、
その日の夜にはビールの泡となって消えています。

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