金言−600:災いは忘れたころにやってくる

安倍政権になって、円安株高が続いています。今や世界同時株高といわれ、日米欧
各国の株価が史上最高値を更新中です。このままいけば、夏の国政選挙での民主党
の帰り咲きはないでしょう。

上がれば下がるというお約束の株価の動きを考えると、今の株価がこのまま上がり
続けるはずがないというのが今までたくさん授業料を払ってきた個人投資家の直感
です。ところが一向に押し目がやってきません。株屋さんは、下がらないのは、今
まで参加していなかった個人が大勢参加して買っているからだと説明します。今か
ら始める方々は、割安感とか押し目とかは関係ありません。上がり続けているから
明日も上がる、だから今日買います。皆が乗り始めているバスに乗り遅れないよう
に、上昇の流れに乗って儲けそこなわないようにいう一念で買います。これが株価
を支え、さらに上昇を続けます。

昨日は東日本で震度5強の余震がありました。まだ余震のエネルギーが残っているは

ずですが、2年間、いつ来るかわからない不確かな脅威に備えることに疲れていま
す。2年前は富士山が爆発すると本気で心配したのが、今や世界遺産登録の動きで
すっかり様変わりしています。

阪神大震災後から東日本大震災の起きる数年前まではテレビのワイドショーで首都
直下型の地震に備えるとか、震度5で倒壊する可能性のある耐震強度偽装の姉歯事
件とかが話題になっていました。姉歯設計の建物は、2年前の大震災で実際に倒壊
したのでしょうか。姉歯設計の建物はまだ震度5以上の地震を経験していない土地
に建設されていたのかもしれませんが。

我が家でも、有事に備えた装備一式のメンテナンスが先送りされています。気にな
っているのですが、今すぐには終わりそうもないアベノミクスの楽観的な期待に呑
み込まれています。忘れた頃にやってくる災いは、必ずやってきますが、いつ来る
かはわかりせんので、来るまでは安心してしまいます。

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