金言−389:瞳の大きさ

瞳の大きさは、普通明るいところでは小さく、暗いところでは大きくなります。
目の中に入ってくる光の量を調節するためとのことです。

瞳は英語でPUPILといいます。年2回ミュンヘンで開催されていたISPOのゲレンデ
で覚えた単語です。当時勤めていた会社のスイス人会長の瞳が以前より小さく感じ
たのでそのことを、シャロン・ストーンと高校の同級生だというチェロキーインデ
ィアンの末裔という同僚に話したときでした。結局、瞳が小さくなったと感じたこ
の会長は年末に退任しました。「氷の微笑」が話題になっていたときですから、ず
いぶん昔の話です。

外資の会社では、「沈黙は金」というわけにはまいりません。結果を出していても
、その事実を直属の上司が正当に評価するとは限りませんので、社内外にきっちり
と告知して存在感をアピールしておく必要があります。そして、ボスの鶴の一声や
きまぐれで部下の待遇が大きく左右されるビジネス社会では、アイコンタクトは必
須の道具です。ボスが何かを誰かにさせようと社内を見回したときに、常に目が合
えば選ばれる確立は高くなります。経営幹部と話ができる立場になったら、常にア
イコンタクトをして、いつでも準備ができていることを意思表示します。(いつで
も準備ができているという意味は、いつでも直属の上司と入れ替わる実力を蓄えて
いるという自己PRです)

そういうわけで、外資企業で働いていた頃は、経営幹部と接触する機会が多かった
ので経営者の瞳の大きさが、事業環境次第で変化することに気がつきました。社内
で力をつけて上昇トレンドにある幹部の瞳は大きくなり、逆境に置かれた幹部の瞳
は小さくなっている感じがしました。いつも気にしていないと気がつきませんが、
経営者の瞳を見る回数が増えると、会社の業績見通しと経営者の瞳の大きさが連動
していることがわかります。

ただし、瞳の大きさに関して専門家の意見を聞いたわけではなく、外資企業の修羅
場で感じただけのことですから、科学的根拠はありません。

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