金言-72:会社の危険信号

1)オーナー:再建管財人

2)メッセージ:ヒト・モノ・カネのうち、ヒトの分野でのミクロ的見地からの主な危険信号

経営者
・ワンマン社長。(人の意見を聞かないから、気づいたときは手遅れ)
・経営雑誌にとりあげられたり、講演を依頼されたりする。
・本業以外の事業に手を出したがる。(ヤマッ気が多い)
・業界活動に忙しい。
・公私混同、私生活に問題がある。
・二代目。かいらい政権。従業員
・管理職に責任感がない。
・社員の対応が悪い。
・社員が異常に丁寧。(詐欺行為を行っている会社)
・人事異動が多い。
・銀行や親会社からの出向者が急に引き揚げた。
・弁護士などの専門家が休日や深夜に出入りしている。(破産申立の準備)
・経理担当者の残業が多くなった。

3)会社はなぜ倒産するのか。
要するに、支払う金がないから。原因は、産業構造の変化に適応できなかったからである。

ところがこれを見抜くのは大変難しい。せめて、自社と取引先の危険信号を見落とさないことにしよう。

◆あとがき
今週末は桜がピークですが、雨が降っています。ソメイヨシノは、江戸時代に品種改良された桜だそうで、寿命が100年から140年といわれています。ということは、今全国で咲き誇っているソメイヨシノはそろそろ終わりが近づいているということになります。また、桜の枝を折ってはいけないというのは、理由があります。人工的につくられた品種なので弱いそうです、折った傷口から雑菌が繁殖し寿命を短くしてしまうそうです。

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