金言-41:生まれ変わったら何になりたい?

1)オーナー:ソフトウェア会社のビジネスマン

2)シーン暑い日がまだまだ続く昼下がり。涼をもとめて入ったコーヒーショップでの会話。「生まれ変わったら、今度は何になりたいですか」「売上を追いかけられるビジネスマンはもういい、今度はパイロットがいい」「次は男になりたいか女になりたいか」「男がいい」

3)反省最近、話題にしたことのない内容でした。「大人になったら何になりたかったか」という質問には子供の頃考えたことを答えられますが、「生まれ変わったら何になりたい」の質問には困りました。飛行機のパイロットになりたいというのは、飛行機を使うのが身近になかった子供の頃、だれでも一度はあこがれた仕事だと思います。海外に出かけるようになると、高所は苦手であることがわかり、夢から消えました。船舶免許を取ったとき、気がついたのは船酔いすることでした。

その次です。「夢を追いかける」ということではなくて、いつでも現状ではできないことをターゲットにして、目標を必ず達成していく姿勢を忘れてはいけないと反省しました。これまでひきずってきた、いろいろな限界性を捨てて、やり直すとしたら、どうするかという視点が今欠けていることに気がつきました。それで絶句です。

◆あとがき
先週、赤坂のホテルで、中国大連人民政府が大連ソフトウェアパークの説明会を開催しました。中国とは、辞任した外務大臣のお父さんが国交回復の目的で訪中して以来30年が経過しています。500人以上の日本人投資家および進出企業候補の参加者に、訪日団が豪華な印刷資料を配布しました。大連は朝鮮半島の北西にあり、意外と日本に近いことを地図が示しています。ところが、人民政府が作成した地図に日本海はありましたが、日本列島に四国が抜けていました。中国にとって、日本に対する関心はこんなものかと驚きました。日本の影響力の評価というか、あまり期待されていないというか、とにかくアジアの大国中国の考え方を垣間見た気がしました。

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