金言−848:車を所有しないということ

若者の車離れとかスキー・テニス人口が減ったとか、少子化とIT化で若者のレジャ
ーの中身が変わっています。いつの世の若者も大人と違う世界を見つけてトレンド
をつくってきました。

若い頃は仕事をしてカネを稼ぐのは、主に2年ごとに新車に乗り換えるためでした
。車のない暮らしは想像できませんでした。外資のときは自家用車と会員制スポー
ツクラブのおまけつきでした。リーマンショックのとき車を手放しました。車の無
い生活は考えられないはずが、持たないことで所有する呪縛から解放されたことに
気がつきました。車が必要なときはレンタカーでしのぐことができますし、5KM圏
内は自転車を使います。

レンタルがこんなにいいものかと気がついたのは、スキー場で板をレンタルした時
です。それまではヴィクトリアで買った板を重たい思いをして運んでいましたが、
何年か経って仕事のアイドルタイムにスキーをしたことがあります。そこで驚いた
のは板がニューモデル、少なくともマイスキーより新しいモデルだったことです。
小学校のスキー合宿か何かでスキー場で渡された板があまりいい板ではなかったの
で、その記憶がじゃましていました。

そういえば、レンタカーもほとんどニューモデルです。時々新車もどきに当たるこ
ともあります。ということは、相応のレンタル料金を支払えば、快適なモノが使え
るということです。衣類乾燥機も家庭用ではなくて、業務用のモノをメンテナンス
が行き届いたコインランドリーで利用すれば快適です。

ただし、カーシェアリングに対しては腰が引けています。レンタカーのように毎回
整備清掃がされずに、ユーザが乗り継いでいくと想像しますので、直前のユーザが
汚すとその状態で使うことになります。
でも、マイカーでも、きったない車があります。乗せてもらう身分で文句は言えま
せんがおもてなしの面を考慮しないオーナーの車は嫌いです。

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