金言−660:党に従う

先の東京都議会での不規則発言について、まだ決着していないようですね。
都議会自民党の先生方には、議員別に担当分けがされているのか議員先生方の事務
所に組織的継続的に説明を求める訴えが続いているとききます。
「党としての見解はわかっている、議員個人の見解が聞きたい」というのが東京都
民を名乗る有権者の手口です。
歴史的にはスターリンが覇権を握る頃のロシアでのトロツキーとの内ゲバが有名で
す。
党と個人のイデオロギーが対立したとき、政敵のトロツキーは究極の選択として党
の決定を選び、スターリンに負けました。
現在の自民党でも同じことでしょう、党の方針に党員は従うので、党の見解がわか
っているなら、違う見解を党員が明示することはありません。違う見解を述べる先
には、離党の結論が待っていますから。
私企業でも同じです、業務命令に逆らったら解雇を覚悟しなければいけません。事
業主の意思決定に逆らう使用人は生き残れません。それが納得できないなら、起業
して事業主になると納得できるはずです。

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