金言−650:あそび

鵜飼の話。10羽の鵜をまとめて仕事をさせると、必ず2羽、魚を捕ってこない落
ちこぼれの鵜がいるそうです。そこで、この成果を出さない2羽をはずして、別の
グループで成果を出している2羽と取り替えて、10羽をつないで仕事に送り出す
と、また魚を捕ってこないのが2羽出てくるそうです。
乗用車運転免許証をお持ちの方は、学科試験の勉強の際に車のステアリングに「あ
そび」が必要であることを教わったと思います。まっすぐ走るには、ステアリング
に「あそび」が必要であることは、運転しない人には縁のない雑学ですが、この
「あそび」という感覚は、勤め人の世界にも適用される便利な仕組みです。
効率の良い組織には、働かない人間が必要だといいます。働かない人間、その人が
いることによって伝わるコミュニケーションが、実はその会社の魅力の源になって
いるかもしれません。これは社内・社外の人間関係の潤滑油の機能を果たし、会社
が事業展開の軌道を外さないために必要な「あそび」なのでしょう。「あそび」を
コストカットの対象にした会社は、社業がなめらかに進まないわけです。

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