金言−451:王族は汗をかかない

先週、エリザベス女王がニューヨークを訪問したニュースを見ました。
当日のニューヨークは熱波でセ氏39.4度のグラウンド・ゼロで、「さすが王族
、女王は汗をかいていない」と、周囲のニューヨーカーがコメントしていました。

「高齢で新陳代謝が悪くて発汗機能に問題があり、汗をかかなかった」のではない
かとは全く思いません。もちろん、屋外に出る前に十分に体を冷やして、水分を控
えて発汗を抑えられていたかもしれません。

自分なりの考えです。
女王が汗をかかれなかった理由:
人は緊張すると汗が噴き出てくることがあります。カッとしたり、窮地に陥ったり
、買った株が暴落したりすると、汗がでてきます。女王は、あの日も緊張せず、平
常心でご公務をこなされていたので、汗がでなかったのではないでしょうか。

根拠とはならない「汗」に関するエピソードです。
昔、ツールドフランスで何回も優勝したベルギー人チャンピオン監修のカーボンフ
レームの自転車を、日本で販売開始するプロジェクトに参画したことがあります。
業界紙の記者と一部の販売店オーナーを都内の高級フレンチレストランに招いて、
チャンピオンと会食・プレス発表しました。総勢10名程度で通訳を交えて食事を
しながらのインタビューでした。その時、取材をしていた記者がかなり汗をかいて
いました。何しろ個室での高額な料理にワインそれにフランス語でのやりとりでし
たので、インタビューをする人たちは緊張したようです。

エアコンの効いた快適な個室で、汗をかきながら取材してくれている記者を前にし
て、チャンピオンと仕掛け人たちは、快適に食事を楽しむことができました。
売り手市場の時代でした。

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