金言1169:初めてでも最後でもない残念な話

日中テレビをつけると料理とか食べ歩きとかの番組が目につきます
芸能人やなんとか評論家のコメントは普段料理では聞かない表現をつかってウケをねらいます
料理コメントは昔ワインが流行った頃の専門家のコメントに似ています
食材香見た目食感味などを未使用の表現を活用してコメント屋の存在感や優位性をアピールします
濡れた子犬の匂いとかのように

かつて灰皿風のシルバーの小物にプラチナの鎖を首からぶら下げて蘊蓄を垂れたソムリエは輸入ワインに不凍液が混入していたことに気がつきませんでした
ワイン販売元は誤魔化しに気が付かないワインのインフルエンサーと共存共栄をはかっていました

先週は10年以上張り付いていた米国大リーグ野球番記者もスクープが大得意のセンテンススプリング誌も書かなかったスキャンダルが米国発で報道されました これで予約10万部超えのショウヘイ本も検定済みの教科書も通訳貢献記事も一部書き換えまたは抹消となります 資源も時間も手間も全部無駄になりました 週刊誌やトークショーの取材忖度は解消となるかもしれません
無傷なのは将棋の8冠だけになりました 真偽はともかくまことに残念な話です

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