金言−320:フレッシュスタート

正月休みに見た洋画のワンシーンで、フレッシュスタートと聞こえたセリフが、字
幕では再出発となっていました。もしかしたら、リフレッシュといったのかもしれ
ませんが、フレッシュな気持ちで再出発と表現したのは、感心しました。

新年は、原油が100ドル、大初会では日経平均株価が7年ぶりに616円超の下
げ、ドル安円高、米国大統領選では、アイオワ州の民主党大会でアフリカ系の上院
議員が元大統領夫人に勝利と、意外な出来事から始まりました。今までどおりでは
すみそうもないことを予感させる年明けとなったようです。

とりわけ、大統領選は、米国ドラマ「24」のジャック・バウアーが信頼したパー
マー大統領のような黒人初の大統領誕生という期待と白人エスタブリッシュメント
の不安がより現実的になり、政治経済活動での基本的な意思表示に多大な影響を与
えるものと想像します。アイオワの勢いが続く限り、最悪のシナリオを描く人とバ
ラ色の夢を抱く人にとって、ともに安眠できない日々が続くことになるでしょう。

ピンチの後にはチャンスが待っているというのが定説です。過去の経験から、同じ
ようなことが起きると、その共通点から同じ行動パターンと感情のリフレーション
が起きるということから、この嵐が通り過ぎるとチャンス到来となります。振り子
が大きく右に振れたら、次はゆり戻しが必ずやってきます。浮き上がったら沈み、
沈んだら浮き上がる、「ボウフラの浮き沈み」現象です。鶴田浩二や高倉健が活躍
した任侠映画の世界でも、プロレスの力道山も、相手方の反則や約束を破る不当な
行為に対してぎりぎりまで我慢します。そして、我慢の限界を超えているという観
客の支持を受けて、お約束の反撃にでます。致命的なダメージを受けた主人公が、
一転して獅子奮迅の活躍をします。

負けても常に次の一手を打ってきた人たちには、フレッシュスタートの準備ができ
ています。今年は、今までどおりにいかない年なら、捲土重来が期待できます。

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