金言-1018:何事もスピード感が気になります

「議論を始めてから少なくとも15分以内に結論を言ってほしい。理想は1分以内ですが。」
一部上場企業の会長さんのコメントを覚えていますか。

その場でさっと意思決定ができないとしたら、時間をかけても同じでいい結果が出る可能性はありません。意思決定にはスピードが肝心です。スピード感がないのは、機が熟していない、相手が意思決定をする立場にない、または意思決定者に必要な資質を欠いているなどの理由があるのでしょう。

FXの取引画面でブルーとか赤のボタンを押すとき、時間をかけません。底値圏や高値圏と自分なりの商状の判断に間違いはほとんどありません。意思決定に時間をかけるとだいたい潮目を外します。もちろん違和感を覚えたら、様子見ではなく見送ります。あとは結果がでるまで待てるかどうかで勝敗がきまります。
時々、雨乞い祈祷師の例え話を思い出します。雨が降るまで祈祷を続けることで雨乞い祈祷師は結果を出します。結果がでるまで続けるのはスピード感とは別物です。
即断即決、決めたら結果がでるまで平常心で待つこと。例外をつくると、多くの場合、その例外が失敗事例となります。

一つ学習したことがあります。
相手の意思決定のとろさに対抗する手口がございます。
相手の意思決定待ちや連絡待ちなどで許容する待ち時間を短縮することです。
約束の時間に間に合わなければ、ご縁がなかったものと見限ります。
幸運の女神に後ろ髪を引っ張られることはありません、4MMに刈りあげていますから。
それに、未練がましく待ち続けられる時間とカネの余裕はそれほどありません。

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