金言-1017:4月25日から3回目の緊急事態

3回目は短くブレーキをギュッと踏みこむそうですが、対象地域が限定的です。通りの向こうは緊急事態宣言適用区域外というところでは、アルコール提供飲食店の商いの明暗が分かれます。
今回は飲食店でのアルコール提供がターゲットになりました。それなら喫煙なみに飲酒を制限して感染を鎮静化すればいいのにと思います。パブリックスペースでの飲酒を禁止にすること、自販機やコンビニ前、公園、路上での飲酒を禁止すること、欧米の先進国では規制されていますが、感染は拡大しています。我が国ではパブリックスペースでの飲酒制限を法制化するとアルコール製造販売業界の票と軍資金の提供がなくなりますので、政治家には掲げることが困難な政策です。都知事は路上での飲酒を牽制するために防犯等以外の商業施設の照明を20時以降は消灯する要請をしました。
コロナ感染拡大と五輪開催は関連性がないというなら、延期しないで2020に開催しておけばよかったかもしれません。1年経過してもパンデミックが続いているのは想定外でした。我が国政府と都庁の感染対策は東京2020催行の環境整備が最優先されているような気がします。
酒もタバコも嗜まず都会へ毎朝出勤もしない団塊の世代にとっては、外出自粛も禁酒もイベント催行中止も、東京2020中止もまったく差し支えございません。コロナ禍は命に関わる深刻なリスクですから、感染拡大防止策は全部やっていただきたいと願います。

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