先週4か月ぶりに行ったバーバーのマスターから聞いた話。
「GOTOを4000万人が利用したというが三人に一人が旅行したとは思えない。 きっと一部の人たちが何回も利用しているのにちがいないとのこと。いいけど差額は税金だから不公平。
コロナ禍で家賃が払えない事業主、ボーナス無しの大企業のサラリーマン、雇い止めされた非正規労働者、マイカー・マイホームのローンが払えなくなった世帯、この人たちから徴収された税もGOTOキャンペーンの費用に充当されていると思うとなんか不公平じゃないか。」

とりあえず、吉田の孫なら失言しそうな言葉を返しておきました。
「旅行に行く余裕のない人たちは、高額納税者がGOTOを使うのに不満を言えるほどの納税をしているわけじゃない。」

今年は大企業の正社員でさえボーナスカット、非正規雇用者は雇止めで収入激減です。
外食産業は時短営業や3蜜回避、外出自粛、忘年会激減で厳しい年の瀬を迎えています。
何はともあれ、定期的な収入を確保して、きちんと納税している国民に経済活性化のための支出を促進するためにはGOTOキャンペーンは効果が期待できる施策であります。GOTO利用でコロナ感染した場合は、運が悪かったということになります。運ですから仕方ありません。