202011-657:若者のアルコール離れ

乗用車に続き次はアルコールがターゲット。もしかしたら喫煙はその前かもしれません。
酒もタバコも嗜まないと、嗜んでいる人たちを見る機会も減ります。飲酒喫煙する場所に近づかないからです。
ドイツでは、現在は若者の3人に一人しか定期的にアルコールを飲んでいないという調査結果がでているそうです。
起業まもない頃は、新宿にオフィスを置いていたので2日に1回は新宿まで電車通勤をしていました。通勤ラッシュを避けて混む前後の時間に出社していました。そういう昼下がりの電車のなかで、20代の女性がドア前にたって、バドワイザーを飲んでいたのをよく覚えています。
今はそういう光景はレアケースということでしょう。

ドイツのベルリンにあるZeroliq(ゼロリク)という名のバー。名前は「リキュールがゼロ」という意味ですが、それもそのはず、ここは「バーなのにお酒が提供されない」お店です。今年の3月、まさにドイツがコロナ禍に見舞われている最中にスタートを切ったこのバーはドイツで近年「お酒を飲まない生き方」をする人々から熱い支持を得ています。

少し前までは「お酒を飲まない」というと、何か「特別な事情」があるかのように思われていました。例えば妊娠中であるとか、アルコール依存症のため飲まないようにしているとか、病気を抱えているなど。上記のような「特別な理由」がない限り、またはイスラム教であるなど宗教上の理由がない限りは社交の場で「お酒は飲みません」と言っても、結局は周囲が本人に「お酒を飲ませようとする」雰囲気が確かにありました。日本の一部の若者のような「イッキ」こそあまり見られませんでしたが、「なんだかんだとお酒を飲ませようとする」ような風潮はあったわけです。

【お酒を飲まない生き方】がブームになりつつあるドイツ

ところが近年はこれまでとは違った傾向が見られます。Bundeszentrale für gesundheitliche Aufklärung(連邦保健省の健康教育連邦中央機関)が25歳以下の若者を調査したところ、2004年には43パーセント以上が定期的にアルコールを飲んでいましたが、現在は若者の3人に一人しか定期的にアルコールを飲んでいないことが分かりました。若者のアルコール離れが進んでいるというわけです。 デジタルツールを組み合わせて出社率を可視化する。働き方改革の最先端IT企業PHONE APPLIに聞く、テレワークと出社のハイブリッドな働き方 SPONSORED CONTENT Cisco Systems 運動や食事を通して健康に気をつけている人、プロの演奏家など常にベストコンディションであることを求められる人、仕事のパフォーマンスを上げたい人などを中心にドイツでは「酔い」というものとサヨナラする動きが目立っています。

ただ「お酒は飲まないけれどバーの雰囲気は好き」と感じている人は思いのほか多いのです。そのため冒頭で紹介したZeroliqでは店内の壁の色を黒にしたり照明を落として「お酒を飲む場の雰囲気」を演出しています。そんななかでアルコールの入っていないカクテルやロゼ・ワイン、そしてもちろんアルコールフリーのビールも提供しています。:【お酒を飲まない生き方】がブームになりつつあるドイツ

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