202007-372:気にするタイプと気にしないタイプ

コロナのおかげでワクチンが全世界に拡散されるまでの間(1〜2年)海外旅行は自粛となりました。
久しくハワイにはご無沙汰ですが、前回行ったときのことを思い出して4連休にハワイに行った気分が味わえればと思いました。

前回の出発の当日、成田に向かう電車のなかで、英語の辞書を持ってくるのを忘れたことに気がつきました。空港で買おうとしたら、家族に笑われました。そのときは、もし現地でわからない単語に出くわしたらどうしようと不安になっていました。今回はビジネスではないといわれました。たったひとつの単語の意味がわからなくて、契約に支障がでるなどというシーンはないのです。辞書を買うのをやめました。
スマホもタブレットも存在していませんでした。

次は、ワイキキのレストランでの笑い話です。出発前に友人と六本木で食事をしました。同じ店がワイキキにあったので、無難な選択と思ってその店に行きました。いざ、テーブルに着きメニューを見ました。あっ、メニューに日本語がありません。
空港でのイミグレーション、ホテルのチェックインなど、すべて日本人のような顔をした人たちが流暢な日本語で対応してくれましたので、外国であることを意識していませんでした。レストランにも歩いていったので、現地の人たちと話す機会はありませんでした。
メニューを開けたとたん、驚きました、日本語がありません、事前に心の準備がなかったので、「メニューが読めない」と勘違いしました。独仏伊のレストランで読めないメニューに困った記憶とダブりました。家族にはメニューを選んでいるふりをしているうちに、このメニューが英語であること気がつきました。

なんだ、英語か。5年も海外で英語をつかって商売をしました、英語はわかります。自分は英語が話せるということを忘れていました。使わないと忘れてしまいますが、使い始めると、また思い出します。家族旅行では緊張感がなかったようです。ただ、家族がトラブルに巻き込まれないようにと、それだけを考えていました。

今は、外国語はスマホのアプリでどうにでもなります。便利な環境です。
でも、大きな環境変化に直面しました、コロナです。アフターコロナでは、また新型ウイルスが蔓延することでしょう。もう気軽に無防備にヒトと接触できる暮らしに戻ることはなさそうです。近未来の人類は、感染拡大を気にするタイプと気にしないタイプに分類されると想像します。

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