201912-399:コリ:筋肉の運動不足による血行不良

肩こり

肩こりなどの痛みを和らげるため、この数年、近所の整骨院に週1回通っていましたが、ふと根本的な解決策がありそうな気がしました。引用した古賀先生の話によると、コリは日頃の運動不足が原因とのこと。今年の春から隣ビルに開業したスポーツジムに通い始めました。ほぼ連日、朝食前にジムでストレッチ、筋トレ・有酸素運動、その後の熱めシャワーを楽しんでいます。いくつか効能を自覚できるようになってきました。驚いたのは、起床時に、仰向けでそのまま体をすっと起こせるようになったことです。腹筋が鍛えられています。そして整体マッサージが不要になりました。肩コリ・腰痛は感じなくなり、筋トレによる筋肉痛は一晩明けると解消しています。
もっと早く気がつけばもっと快適な暮らしができたのに思いますが、思い立ったが吉日ということであります。

どちらも痛みが伴うので、似ているように感じますが、実は大きく違っています。
筋肉痛は、スポーツのやり過ぎなどでよく起こります。これは体を必要以上に使ったことで起こる、いわば「筋肉の過労状態」のこと。筋肉の損傷と炎症が原因なので、しばらくすれば痛みが和らいで消えていきます。筋肉痛がひどい場合はズバリ安静と休養。無理に動かしたり、刺激を与えたりするのはよくありません。アイシング(冷やすこと)も効果的です。
一方、こりは、デスクワークなどで同じ姿勢をし続けることで起こる「筋肉の運動不足による血行不良」の状態。適度に動かさなければ疲労物質が溜まってしまいます。猫背などの体の歪みは、疲労物質を溜めやすくコリを加速させます。
コリの場合は血行不良が原因なので、なるべくその部分を動かすことが大切です。軽い運動やマッサージ、ストレッチはまさにうってつけというわけですね。
筋肉痛も、スポーツ選手のようにハードな運動をしたときには、先に述べた通りの対処をします。しかし、普段あまり運動をしない人が休日にスポーツをして起こる程度の筋肉痛(腫れていたり熱をもっていたりする場合は冷やします)には、コリの対処と同じようにマッサージなどでほぐす方が回復が早い場合があります。
中野坂上治療院
古賀 直樹

筋肉痛とコリってなにが違うの?

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