金言-109:渇すれども

1)オーナー:ベンチャー企業の創業者

2)本業をおろそかにすると副業はなりたたない

短期で儲かるビジネスではないが、長期でできるのが本業です。副業は短期で手間がかからず儲かります。だからおいしいと感じます。しかしながら、副業は本業がうまくいってこそ副業なのです。

バブル期にスポーツ用品販売を本業にしていた知り合いが、事業の多角化という当時の流行にのってハワイやオーストラリアでのゴルフ場やカナダでのスキーリゾート経営に手をだしました。その結果、本業は問題ないのに、副業の赤字が本業を食いつぶしてしまいました。老舗が倒産すると、世間は体質が古いからとか、経営判断の誤りでつぶれたと想像しますが、実は副業が元凶なのです。

競合他社との差別化が競争力を強化しますが、副業は本業の事業展開に何ら貢献しないというのが実情です。ダメモトとか背に腹は替えられぬとかいって、つらい本業から逃げ出しては、いけません。

3)渇すれども盗泉の水は飲まず

「盗泉」は、古代中国にあった泉の名。孔子はその名を嫌って飲まなかったそうです。泥棒の泉ではないので、泉には罪はないのですが、名称が嫌いということで飲まなかったのです。自ら、金運を遠ざけてしまうようなリスクを冒さないようにとの教えと理解します。

◆あとがき

金融界を舞台にした漫画の一こまを紹介します。

 「人間の光と陰。表と裏。お前は何も知らない。ただ口先できれい事だけを言って
  生きている。」

 「陰はどこまで行っても陰。裏はどこまで行っても裏だ。巨大な陰影は一条の光で
  崩れ去る。そのことを早く悟れ。」

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