AIが生成した人物素材がベータ版で公開されています。
写真ACが許可を得て集めた写真をもとに、AI(人工知能)が生成した人物素材です。
実在しない人物の顔をAIが生成しますので肖像権が存在しない人物素材となります。
この開発が完成するとモデル業で稼げる人間の数が激減します。さらには風景の生成も可能になるとロケハンで風景画像を撮影するという商業カメラマンの仕事も減っていきます。
その分、AIシステム開発関連のSEは仕事確保となります。
AIにより、今後90%ヒトが要らなくなる職場は、レジ係・路線バス運転手・一般事務員・銀行窓口嬢・スーパー店員・警備員・機械組立工・プログラマー・税務職員・行政書士・税理士などだそうです。芸術的文学的翻訳・神経質な内容の翻訳はベテランのヒトが必要ですが、日常生活レベルの翻訳や通訳はAIの代替デバイスが実用レベルに進化しています。私企業では本来なら雇用を控えたい従業員でも人手不足で仕方なく受け入れている経営者にとっては、明るい近未来です。それまで会社が存続できればの話ですけれど。一方、人手不足で自分がやめたら会社は困るから首にはならないと高を括っている従業員にとっては、先行き不透明な時代がまもなくやってきます。
写真ACでは現在、AI素材の研究開発を行っています。GAN(Generative Adversarial Network)と呼ばれるディープラーニングを応用したAIを用いて、実在しない人物の顔の生成に取り組んでいます。AI人物素材のメリットは、実際の人物素材を使う場合に起こりうる、被写体から写真使用の許可を撤回されるという事態が起こりえないことです。そのため安定して画像を使用し続けることができます。