金言-913:あれから30年、令和元年

大渋滞

「平成最後の」という商業キャンペーンが終わり、次は「祝令和」のお祭りムードの販促活動が10連休の半ばからスタートしました。
令和の文字の第一印象は律令の政治、零のゼロ、冷の冷たさ、霊の恨めしさとネガティブなことがいくつか浮かびましたが、メディアで流されたのは石破先生の命令の令だけだったようです。
「令」は、そうではなくて「令嬢」などに使われる「美しい」という意味であります。
時の権力者が使った美しい日本の流れに沿っています。

10連休と「祝令和」の相乗効果で、経済効果は150億円から3兆円まで専門家が計算しています。損する業界はひとつもなく、景気に水をさす天変地異も人災もテロリストのパフォーマンスも少年たちのマーキングもなく、皇位継承者に悪さをしかけた容疑者は威信をかけた当局が素早く捕らえましたし、令和元年のゴールデンウィークがまもなく終わります。

平成元年の時は歌舞音曲を慎むということで芸能・宴席関連業界は仕事が激減しましたが、世の中バブル最盛期ですぐプラ転となりました。あの頃は、忙しくて、仕事を忘れて遊んでいる暇はありませんでした。休日返上で働きました。あの頃は、車の営業マンと不動産屋さんに勢いがありました。何しろ、働かなければ損という感じで、斜に構えて働かない人の気持ちは理解できませんでした。商いにからむ飲食・手土産・車代などは会議費・接待費などで補てんできました。毎月振り込まれる給料は、転売すれば儲かるといわれた不動産やゴルフ場会員権などの買いにつぎ込んだ年収2000万円級のスーパーセールスパーソンがたくさんいました。

30年後の令和元年、勤め人の環境は休みが増え使えるカネはそこそこに変わりました。バブル期に買った不動産を売り逃げたり手をつけなかったりして生き延びた幸運な平成元年の商人は、畏れ多くも上皇陛下に背中を押され引退を意識したかもしれません。10連休の人混みを嫌い外出を控え観光地での支出を控え、連休明けのルーティンに備えていることでしょう。

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