金言−765:敗者の待遇は勝者次第

先週シャープ親会社のトップが7000人の削減を公言しました。
リストラされる日本人のいい分は雇用維持が傘下入りの条件であったといいます。
次期シャープ社長は、シャープは原価意識が希薄で、金持ちの息子のようだといい
、コスト削減で今の上代の半値で売れるようにするといっています。
液晶のシャープと名をなし一時2000円近くにあった株価はBrexitの売りで株価は
100円になりました。もうすぐボロ株の仲間入りです。
先週の大河ドラマのシナリオに似ています。
北条氏のトップの助命を条件に小田原城を開城させた後、秀吉は切腹させ反逆者と
して京都でさらし首にしたような手口です。
一方、同時期に会社存亡の危機にあった東芝は、助命されました。
巷のうわさでは、原発のカードを持つ東芝をつぶしたら、近々の改憲核武装の際に
国産核兵器の開発に支障がでるからだといいます。妄想とはいえないでしょう。
いずれにしろ、敗者の待遇は勝者次第です。大義はいつも勝者にありますから。

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