金言−557:ペット犬を見分けること

戸建て住宅街では早朝ペット犬と散歩している年寄りをよく見かけます。ふと気に
なったのですが、飼い主はペットの顔を見分けることができるのでしょうか。競馬
ファンに情報を提供するコメント屋さんたちは、きっと飯のタネの馬の見分けがつ
くにちがいありませんが。

欧米人は、東アジアの半島の人たちと日本人の見分けはつかないと思います。国籍
が違っても先祖が同じ人たちがたくさんいますから。同様に多くの日本人は欧州の
白人の違いがわかりません。欧州で暮らすと、街で売っている衣料のサイズで少し
わかります。イタリア・フランスは小柄、オランダ・ドイツは大柄。鷲と鷹のちが
いのようなものです。

ドイツ企業で働いていた頃、酒席でよく耳にして何となくわかったのは、いじめや
村八分に遭う同僚は「ユダヤ人」とか「ホモ」とかいうレッテルを貼られる場合が
多いということでした。日本人にとっては、たくさんいる正統な柴犬のなかに飼い
主がユダヤ系の正統な柴犬がいるようなもので見分けがつきません。一つわかった
のは、旧約聖書にでてくるような名前を名乗る人がいたことでした。日本では少し
違う苗字は琉球の人たちですが、全く差別の対象とはなりません。

自分は何も悪いことをしていないのに、阪神大震災や東日本大震災でひどい目に遭
うようなもので、いじめや差別は理不尽です。知っているのを隠しきれないにもか
かわらず隠そうとする某教育委員のような人たちは暴れん坊将軍の「成敗」の対象
です。

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