金言-202:二礼二拍手一礼

最近、内閣総理大臣の靖国参拝は違憲という裁判官の判断が公になり、東アジアの隣
国からも日本国の首相が参拝するのは好ましくないという非難が表明されています。
日本をよく知らない欧米人は、「靖国神社が中国大陸か朝鮮半島にあり、そこに日本
の首相が参拝するから現地の国民が反対している」と直感的に思っているかもしれま
せん。

話が飛びますが、某外資系のトレーダーがこのようなことをいっていました。
「私は縁起を担ぐだけでなく神棚にも毎日お詣りをします。毎朝欠かさず二礼二拍手
一礼を行なっています。トレーダーは、『自分が正しくてマーケットが間違っている
』」とか、『自分はマーケットより大きい』とか、そう思った瞬間にダメになってい
きます。朝のお詣りによって、『常に自分より大きい存在がある』ということを再確
認することが、自己防衛手段として身に付いたのでしょう。」

二礼二拍一礼が、強権をもつ政治家が世のため人のために活動するために、このトレ
ーダーのように常に原点にたちかえるためのおまじないなら、文句はありません。

◆あとがき
同級生にまだ現役の国際線パイロットがいます。この人が、酒席でもらしました。
「日本の大手航空会社の不始末がたびたびメディアに流れていますが、実態は以前と
比べて変わっていないはずです。ただ、報道される頻度が多くなっています。きっと
、メディアとの関係が変わってきたからでしょう。」

キャリア組の官僚が衆議院議員になりましたが、この人は何かにつけて他の新人とは
違うと発言している場面が報道されています。例えば、自民党のカレーは24歳から
食べているとか、議事堂には何千回も仕事で来ているとか報道されています。一連の
報道のきっかけは、「新人議員のコメントをとるなら私のところではなく素人の新人
議員に聞いてほしい。私に対する質問は・・・」と言った時だと思います。きっと、
このコメントをとったレポータ(ジャーナリストかも)は、その晩、飲み屋で仲間と
大いに盛り上がったことと想像します。キーワードは「キャリア、高級官僚、東大、
生意気、なめるな」といったところ。きっとこの官僚出の議員は、小さな政党に所属
する地方なまりのひどい(秘書給与で不正がばれた)オネーチャンの次のターゲット
になったにちがいありません。

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