金言-174:風が吹くとだれが儲けるのか

3月20日午前10時53分頃、九州北部で震度6弱の地震がありました。観測記録
にない場所で発生した地震のようです。これで日本全国、中規模地震なら、いつどこ
で起きてもおかしくないということになりました。法人にとっても個人にとっても、
4月完全施行される個人情報保護法に加えて、中規模地震が今目の前にあるリスクと
なりました。

エピソード1
東京に親を残して、長女夫婦は岡山でマンションを購入。ご主人は大阪に新幹線通勤
。通勤費は家計から除外し親が負担。長女は、東京で親と同居する長男夫婦の家の建
て替えに反対。1年以内に東京大地震が起こることを心配して、負債の二重苦発生の
リスクを長男に警告。

エピソード2
横浜の市街地にある実家を売却し、高齢者向け賃貸住宅(旧住宅公団)に親を移し、
不動産を現金化した長男。長男は横浜で暮らすリスクを避け、東京都下の新築賃貸住
宅を選ぶ。現金は、震災復興時に特需が期待される企業の株式購入資金に転用。

エピソード3
国は東京直下型地震の可能性と被害規模を公表し、国民に警告。これで、国民の「何
も知らされずに被災した」という100%被害者意識を牽制。

エピソード4
不動産業者は、東京直下型地震による揺れ、津波、液状化などのリスクが高そうな臨
海地区、埋め立て地区での大規模開発を展開。高層住宅の建設に投資。需要があるか
ら供給するというよりは、存続するための企業活動として首都圏でのマンション建設
、需要喚起。

ともかく、リスクを見直し、震災グッズを再整備し、今目の前にあるリスクに備えま
しょう。

◆あとがき

先週は医師の指示で安静にしていました。畏れ多くも皇后陛下が患われたヘルペスと
いうウイルスが左顔面に帯状疱疹として発症しました。頭痛、痛み、痒み、左目の異
物感などに悩まされました。最初の3日間は皮膚科で点滴を受けました。この1週間
、朝9時から11時半まで皮膚科と眼科に足止めされ、夜は、頭痛と眼の異物感で苦
しみました。不思議なのは、眠りが浅いはずなのですが、日中寝不足から居眠りとい
うことがありませんでした。なるべく安静にしていたので、体力が温存されているの
でしょうか。

ともかく、発症の原因は過労とストレスということでした。ヘルペスはだれの体内に
も潜んでいるウイルスで、宿主が弱ってきたときに悪さをするそうです。思い当たる
のは、疲れがたまると左後頭部に頭痛がしたことです。今回左側頭部に発症したヘル
ペスによる頭痛が、これでした。今までは、ヘルペスが仕掛けてきたのを、一晩の睡
眠で撃退してきたようです。今回しのげなかったのは、運動不足による体力減退とス
トレス(会社の決算処理、個人の確定申告、事務所の引越しによる各種変更届けなど
)などが1時期にかたまっていたのが原因かもしれません。ストレスの発生中に、体
力をつけなければと泥縄式トレーニングを始めたのも反省点です。これでさらに体力
消耗し、ウイルスに対する抵抗力を弱めてしまいました。

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