金言-899:AO決勝戦、一番でなくちゃだめです。

米国は人種の坩堝ということで、白黒赤黄といろいろな肌色の人たちが同じ国民として暮らしています。日本は東アジアの半島や大陸からたくさんの渡来人が流入していますが原住民と見た目はあまり変わりません。先の米国との戦争で負け占領されたので、その時に米兵との間に生まれた子、その後沖縄を始め各地に米軍の基地ができ軍属として日本人の血が混じっています。現在は安い人件費で働いてくれる海外からの出稼ぎ労働者の2世3世が日本国籍を取得し、極東島国は単一民族ではなくなってきました。

両親が日本人で、見た目は100%日本人ですが全く日本語を理解しない、米国籍を持ち、発想法も外人という帰国子女を日本人ではないとだれもいいません。今回のメルボルンのテニスの決勝戦で、見た目は100%外人、日本語も少ししか話せないが日本国籍のプレイヤーが国民感情の変化を加速してくれたはずです。テニスファンでなくても、日本出身のプレイヤーが優勝すれば、感動します。奈良・平安時代と同じ日本人ではないし、日本語もほとんど話せませんが、日本国籍を持っていれば日本人です。昨夜のゲームは日本人プレイヤーを応援するというよりは、決勝戦の白熱したゲーム展開を何のしがらみもなく楽しむことができました。日本人選手のランキング1位は前代未聞です。国民栄誉賞ものでしょう。

池の水を全部抜くと、外来種が天下を取っていることが明らかになります。
どこの世界でも一番が天下を取ります。
競技会で、参加することに意義があるとだれもいわなくなりました。代わりに「楽しむ」と発言するアスリートが増えました。

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