金言ー893:静観

物事を計画的に進めるタイプとあらかじめ何も決めず動かず、直前に集中的に取り組むタイプがあります。他のタイプもありますが、今まで前者を理想の方法論として目指しながら、現実は泥縄式に一夜漬けでほとんどの案件を処理してまいりました。その結果、儲け損なったこともあり、何もしなかったことが不幸中の幸いということもありました。

思うに、振り返ると、どうやら事前に十分な準備をして取り組むのではなく、直前または期限間際まで、何かを待っているような気がします。そしてある時、何かに背中を押されて一歩踏み出します。もちろん今思えば踏み出してはいけない一歩もたくさんありました。でも、その時その場ではベストな選択であったはずです。次善策といえども自分なりのファイナルデシジョンです。もしもという後悔は山ほどありますが、所詮後講釈、後の祭りです。

何を言いたいかと申しますと、次の出張に備えて、今回もまた泥縄式に準備をしているということであります。それならば、じっと庭の枝を見て、どれをどのように剪定するか、キーボードを叩く気になるまで色々頭の中で試行錯誤してまいりたいと考えるわけであります。

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