「withBがノートじゃなくて携帯にメモをとるんです。いつ水没するか分からない
から、ノートに取りな!っていってたんです。で、ある日水没しちゃって、言わん
こっちゃない!といったら「大丈夫です、頭の中入ってます」と返してきました。
実に面白いです。
ペーパーレス化は、バッテリーがなくなったり、記録媒体を読むデバイスに不具合
が生じたりしてデータ紛失を回避するため他の媒体に必ずバックアップをします。
個人の脳に記録するという方法もあります。スパイ映画では情報漏洩を嫌ってメモ
は残さず、007風に表現すると、for your eyes only となります。
この記録方法には欠点があります。意図しないのに、忘れてしまう、思い違いをす
る、記憶が書き換えられるといった不具合が間違いなく生じます。
一番簡単で確実なのは紙に出力することです。ただしアナログの限界があります。
経済ドラマでお約束の裏帳簿やその一部の紙切れが大事な役割を果たします。
セキュリティのロックがかからないので、現金と同じで現在手にしている人が所有
者となります。
しかし、紙を人類が手にした太古の昔から大事なことは紙に記録されてきました。
高校生の時に伊勢佐木町の映画館でみたエジプトのファラオが登場する映画の一シ
ーンを今でも覚えています。
そして、折に触れて、ふと思い出し、実行しています。
Let it be done. Let it be written.