金言−705:カネになるコンテンツとして編集・提供するスキル

毎日夥しい量の情報がメディアから発信されています。
有事のたびに、たくさんの後講釈屋さんや有識者が「何とか評論家」「何とか専門
家」と名乗ってメディアに登場します。
資金力のある民放は視聴者受けする割高なタレントコメント屋さんを起用します。
そしてお上手に現状を説明し近未来の占いを教えてくれます。
コメント屋さんたちがテレビなどの媒体に出演して暮らしていけるのは、流しそう
めんと同じように次々と目の前に現れる事象を取捨選択して、カネになるコンテン
ツとして編集・提供するスキルがあるからだと思います。
凡人にはできない技ですから、当然ギャラが発生しますし、視聴率を稼ぐことが証
明されれば販売価格も上昇します。
しかしながら、コメント屋さんのスキルと価値は有限ですし、視聴者の好みも変わ
りますから、いつ流れが変わるかわかりません。メディアの露出が徐々に少なくな
る人もいれば、ある日を境に退場する人もいます。
ですから、勢いに乗っているときは、安売りをしません。安売りにより多売を狙え
るのは大量生産大量消費のモノです。クリエイティブな商品とは相性が良くはあり
ません。

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