金言−641:半島で漢字が使われていた当時の韓流時代劇

一時韓流ドラマが日本で流行りました。
半島で漢字が使われていた時代のドラマは、ほのぼのとした懐かしさではなく、一
世代前の日本人が経験した対米国戦敗戦後のモノがなかった我が国のつつましい暮
らしぶりを連想させるような苦い懐かしさがあります。我が家が在日系ということ
では断じてないのですが、登場する役者の顔も、戦後間もない頃の日本人の顔付き
に似た人たちがいます。今では見ない懐かしい顔をよみがえらせてくれます。
中国や半島からの帰化人が日本の国力向上に多大の貢献をしてきたことは間違いな
い事実です。それを韓流時代劇で垣間見ることができます。たとえば、A社の済州
島産の高級真珠の商売に対抗するため、B社が倭国という隣国から廉価なB級品を密
輸入し国産高級真珠の半値で売って利益確保をするというシーンです。東アジアに
おける先進国は中国および朝鮮半島の国であり、日本は倭国という発展途上国とい
う位置づけです。
団塊の世代が知る我が日本国は、付加価値のついた高級高機能高額製品市場で東ア
ジアの盟主でありましたが、明治以降の日本の富国強兵策では廉価なB級品や模造
品を大量に輸出して国力を増強してきたということかもしれません。
史実はともかく、日本は模造品やB級品を誇り高い先進国の半島やレッドチャイナ
に輸出して儲けてきた歴史的事象を半島の人たちは、教科書やテレビドラマで日々
反芻して、忘れていないということです。

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