金言−578:自民党政権下での私企業従業員心得

自民党が単独過半数を獲得する勢いの衆院選挙投票日です。自民党が長期政権を享
受していた頃の話です。

勤務先であったオーナー企業が絶頂期の頃、自民党の代議士や高級官僚の既得権が
当然のこととされていた頃、数々の社長指示事項が幹部社員に回覧されました。
オーナー語録の一節をご紹介しましょう。

オーナーからの質問:
初めて取引する会社に対して、担当者としてどのように対応しているか。

従業員に期待する答え:
1 良いものを安く早く正確に。
2 発注の見返りとして当社施設を利用していただく。
3 業務上の情報収集について協力を要請する。
4 当社グループのちがいを理解していただく。
5 金のかからない付き合いをする。

補足説明
カネのかかからない付き合いとは、接待を受けない、モノをもらわないということ
。取引会社の接待や贈答品は発注コストに上乗せになるから。

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